2005年11月08日
読書感想文
ロード・ドッグス / クワン
黒人のゲットー文化を書いたエンタテインメント小説。
ヒップホップのリリックに関係しているらしい。
薬、銃、殺人、貧民街、やら、バイオレンスな色が強い。
ちなみに日本の歌舞伎町モノとは環境が若干違う気がする。
ゲットーモノは、舞台となるストリートで幼年期を過ごした主人公が活躍する小説だ。
歌舞伎町モノは、過去も素性もあまり明かされない人が主人公のような気がする。
派閥の抗争やマフィア、やっぱりいる黒幕などが絡む点は共通しているけど。
主役がそのストリート出身で、その目線で書かれたモノだからかも知れない。
また、歌舞伎町モノ(不夜城以外)を読んで、傾向を探してみようかと思う。
***
不幸な境遇(ありきたりな表現だ)で育ったK・ドッグが刑務所から帰還した所から話は始まる。
主に家族、幼馴染、刑務所で得たコネを活用し、地域の「キング」の座に上りつめる。
「キング」になった後、迂闊な失敗によって失脚するまでの顚末を描いた小説。
スピード感溢れる展開。翻訳モノだが、堅い文章ではなく読みやすい。
興味がある人はぜひ。
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投稿者 robota : 01:32 | コメント (5242)